避難時の消火とは?

前回、地震が発生した時、避難すべきか否か?というテーマで配信したが、今回は“いざ避難しようとした際に事業所で火災が発生したらどうすべきか?というテーマで考えたい。

今、平時なら『当然、火を消してから避難するはず!』と言われるかもしれないが、それは冷静な状況にいるからだ。

もし地震が起こっている最中に何らかの原因で火災が発生したら、逃げるべきか、まず火を消してから次の行動に移すべきかを瞬時に判断しなくてはならない。

能登半島地震では輪島市で火災が発生した際に津波による避難警報が流れた。当然、避難しなくては津波に巻き込まれるということで避難を優先した結果、多くの方の命は救われた。

しかし、一方で火災が発生している状況に対しては有効な対応が取れなかったばかりにあの大火災につながったのは非常に残念だった。

やはり今回の輪島市の一件は、今後の“避難活動”と“消火活動”にどう対応すればよいかを考えさせるにはあまりにも大きな出来事だった。

これも正解はあるわけではないが、状況を見て“二次被害”を防ぐためにまずは“初期消火”は最低必須な行動だ。

この行動も一朝一夕でできるわけではない。日ごろからの訓練で身に着けるしかないのだ。

2024年5月22日