能登半島地震のゆくえ

年もあらたまり、明るい話題でスタートしようと考えていたがそんな気分も吹っ飛んだできごとが起こった。

各地でお祝い気分で盛り上がっている中、元日夕方、能登半島で最大震度7の地震が襲い、東日本大震災以来の“大津波警報”が発令された。

6日現在、地震による死者数が100人に達し、依然として安否が確認できていない行方不明者も200人を超えるという。

さらに2日には羽田空港で日航旅客機と海上保安庁の航空機との衝突事故で5人の命が亡くなったことも重なり、年始早々から重い気分にさせられる。幸いにも日航機は乗客乗員合わせて379人全員が脱出できたのは不幸中の幸いだった。

日航機では乗員が機転をきかせた脱出までの初動対応が注目されいるが、これも日ごろからの訓練の賜物だろう。

ひるがえって能登半島地震ではいまだに本格的な支援ができないでいる。場所がら山あいに位置しており、今回は土砂くずれや道路の寸断箇所も多く見られ、思うような支援体制には至っていないようだ。

ただ、能登半島の地震はこれが初めてではない。過去の被災規模とは比較できないことがあったにせよ、行政からの支援(必需品や食料品・飲料水など)が遅いのは否めない。被災現場で支援を待っている人たちはかなりの数にのぼる。

BCPの前段である“初動対応”は日ごろの継続的な訓練から生まれる。現場で支援している人はみな一生懸命がんばっていると思うが、ぜひ被災者の立場に立って行動してほしい。

2024年1月7日