“大雪渋滞”なぜ起こるのか?

19日からの記録的な大雪の影響で新潟県柏崎市の国道8号線と長岡市・小千谷市の国道17号線で車両が立ち往生する事態となった。

20日未明には約800台の車両が渋滞に巻き込まれ、その間、車に閉じ込められた格好となった。最終的には国道8号線では約38時間ぶりに渋滞が解除されたようだ。

その間、同じく大雪にともない倒木などで電線が切れたことにより新潟県の広い範囲では停電も発生しており、いまだ復旧していない地域もある(22日18時現在)という。

この大雪による「渋滞」、豪雪地帯ではここ数年毎年のように発生している。
BCP的にいえば、渋滞が起きてしまった際には食料や携帯トイレを車に載せて置くなどの事前準備は必要だろうが、そもそも“渋滞”を防ぐことはできないものなのか。

有り体にいえば、「外出しない」「予定を変更する」などの行動はとれるし、渋滞を防ぐことはできる。ただ、日常生活やビジネスを考えれば現実的でないことも確かだ。

ただ、人間は気象条件には逆らえないことは事実であるので、必然的に起こる事象に対しては今こそ人間の知恵を使うべきではないか。

2022年12月25日